BHCPDII MUSEUMに見学に行ってきた話
2025.09.12

BHCPDII MUSEUMに見学に行ってきた話

こんにちは。

子供の頃からプラモ作りを嗜んでいる身としては、製造工場というものに興味があります。
どんな素材を、どんな機械で、どんな流れで製造しているのか。
普段、販売されている状態でしか見れないものが見れる工場見学はワクワクするものです。

昔、静岡のバンダイホビーセンターに見学に行ったときもとても面白かったです。
そんなバンダイホビーセンターのすぐ隣に、新しく「BHCPDII MUSEUM(バンダイホビーセンター プラモデザインインダストリアルインスティチュートミュージアム)」という施設ができたので見学に行ってきました。


1/1ガンダムのプラモデルが目印

よく見るとちゃんと1/1スケールの説明書になっている

どう見てもプラスチックじゃないけどプラモデルと言い張る1/1スケールのガンダムが目を引きます。

入口を入ってすぐに実物大の成形機の模型があります。

一回の入場者数が制限されてるので、お客さんでごった返すと言うことがなく、とても快適に見学できました。


こういう設計段階のイラスト好き

入ってすぐの通路には色々な開発段階のイラストが貼ってありました。


射出成形機

実際に稼働している現場をちょっとみることができました。

第一印象は驚くほど人が少ないことです。
自動化を進めていると説明がありましたが、すごいですね。3人くらいしか中に人がいなかったです。

別角度から。

半分空いているのは2026年から稼働予定の敷地らしいです。

これで生産量が上がればもっと簡単にガンプラ買えるようになりますかね?頑張ってくださいバンダイさん!


製造工程の説明

ガイドさんが順番に実際の開発の流れを説明してくれます。

こういう製品作りってふんわりと知ってるようで、意外とちゃんとは理解してない部分ですね。

見どころいっぱいの一番肝の内容だったんですが、意外とツアーのテンポが早くてじっくり見る時間がなかったのがちょっと残念ポイントです。


G-MISSION 4000で作られた4000体のガンプラが展示されてました。


製造工程以外にも色々な展示がされていました。


プラモデザイナーテスト

入館の時に配られる「DESIGNER ID」を使って擬似的にデザイン工程を体験できます。

これが結構面白くて、自分の「好き」だけを詰め込むとまともな商品にはならないってのがよくわかります。

理論に極振り…謎判定

最終的にスコアと生成したプラモのパッケージ画像がダウンロードできるので記念にちょうどいいです。


以上、BHCPDII MUSEUMに見学に行ってきた話でした。

  • 一度に入れる人数に制限がある
  • 会場でガンプラ販売がない
  • 日本在住の人限定

この3点のお陰で、すし詰めにならず快適に見て回れました。
転売ヤーもおらず、単純にガンプラ好きなおっさんしかいなかったです。

まだオープンしたばかりで色々手探りな感じはしましたが概ね満足しました。

欲を言えばもうちょっとじっくりと展示パネルを見たかったです。
ツアーのテンポが結構早くて次から次へと進んでいってしまいます。
回転率もあるので悩ましいところなんでしょう。


バージョンアップするであろう1〜2年後に再訪問したいなと思います。

ではでは。